かめ子の日記

気の向くままに…。

ぴあの。

 

 

おかあさんが こどものころ・・・。

 

 

 

 

6才の6月に

習い事を始めると

上手になる。

 

 

そんな、昔の習わしで、

「私は ピアノを習いたい!!」

 

そう言って、ピアノの教室に通い始めた。

 

 

6才から~10才くらい。

私は ピアノが嫌いになっていた。

 

ぜんぜん 上手にならないし、 先生も変わって、

とうとう 止めたいと思った。

 

発表会にも出たけど・・・。

 

 

 

本当に 才能がない。

 

 

 

周りに上手な子がたくさんいた。

 

 

 

止めてから、 数年。

今度は 幼稚園の先生になるために・・・ ピアノが届いた。

 

母は 私のために買ってくれた。

高校生の時。

受験のために ピアノを弾く。

 

やっぱり上手にならなかった。

 

短大卒業まで、また 3~4年習ったけれど、成績は 

『優』・『良』・『可』・『不可』の『可』

ギリギリだった。

 

 

 

 

 

            おすましスワン  おすましスワン  おすましスワン  おすましスワン  おすましスワン

 

 

 

 

 

男の子のようちえんから

いっしょの子が

文化デーでピアノを弾いたおはなし。

 

スラスラと弾いていたが、

ところ、どころ つかえて、男の子のおかあさんも聴いていて

ハラハラして、胸が痛かった。

ショボーン

 

クラスの子に

ピアノがつかえたことを言われ、

「もう、私、演奏しない!!」

そう言った。

 

 

「かわいそうなことをしたね。」

 

 

 

 

 

 

その子は

ピアノが好きで

ならったわけでもなく独学だったという。

 

 

 

 

 

でも。。。かわいそうだけれど、

レベルが違い過ぎる中、

ピアノを弾くこと自体が違ったのかな・・・。

 

そう思った。

 

 

 

 

コンクールや発表会に参加するような、

吹奏楽部や合唱部で演奏するために毎日、楽器を必死で練習している子とは

比べ物にならない。

(この子は習ったことがないけれど、がんばっている・・・なんて、説明はない。)

 

 

 

なんだか、ひどいかもしれないけれど、

無謀だったのかも。

 

ふと、

何だか、

思った。